四国銀行は、顧客の証券口座に関する事業を大和証券に譲渡することを決定した。これは、今年3月に合意した包括的業務提携の一環であり、四国銀行が顧客管理、大和証券が口座管理を分担することで、業務運営コストの削減を目指すものである。譲渡予定日は2023年5月8日で、対価の交付はない。直近売上高は10億円。M&Aアドバイザーとしては、両社の協力により業務運営コストの削減が期待できると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。